魂を揺さぶるリズム

今日 習志野文化ホールで、尊敬する高校時代の先輩金子竜太郎さんの演奏を聴いた。

演奏前に楽屋を訪ね、少しだけタリーズに行って話ができた。久々の再会にハグして、昔話や仲間の近況、今日のイベントの裏事情など、会話の中で、ボランティア出演じゃなく、ギャラありの仕事だといっていた。そもそもボランティアって誰のため、何のためなのか、わからなくなってることが多いから、自分の心が動いたものかどうかで考えると。この言葉、自分の仕事に置き換えて考えた。

治療家としてスタートしたばかりの頃、初回千円で試していただいて、良さをわかっていただいたら月契約でやるとしていたが、1回千円の激安整体のように扱われたり、無償でキリスト教会の知人を見ていたら、紹介で依頼された初対面の人にお金を払ってもらえなくて困ったこともあった。今でも値切り交渉をしてくる人に困りながら、割引とかしてしまう中途半端なことをやめようと、価値を認めてもらえばいいんだと。プロとしての自覚とプライド、報酬以上の満足感を感じさせることが大切で、安売りしてはいかんなぁ と思った。

話はもどり、演奏会

金子さんは、本番1時間前には、会場に戻り、チューニングと精神集中をするという。

6時過ぎ、ステージに登場した彼は、ほんの数秒で、コンサートホールの空気を変えた。

3部構成の企画力、魂が揺さぶられるリズムと空気感をつくる間の取り方、聴衆と響きあうマインド。

全てが世界のトップミュージシャンのクオリティーでした。

演奏終了後の拍手の大きさが、彼の心が伝わった証。演奏の技術だけではない。

私は、思わず立ち上がり「ブラボー」と叫んでしまった。

高校生の頃、1つしか歳の変わらない彼に私は絶対に超えられない大きさを感じていた。

そこにある超えられない壁の高さは、何かに取り組む 本気度だったのかもしれない。

帰りの電車で思ったのは、負けてなんかいられない。コロナ渦でボロボロになったけど、俺も誇りをもって、選んだ治療家の道を歩いていく。

自分を信じて、こんな自分でも必要としてくれる誰かのために、最後の一人になっても、その誰かのために続けていこう。

分野は違えど、金子竜太郎のクオリティーとマインドを継承して。

青春の日々、音楽に打ち込み、初の全国大会出場金賞を受賞したあの日の感動を分かち合った仲間との絆を支えにして・・・

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