クリスマスイベントを終え、本当のクリスマスに
12月10日 人生初 コルネット以外の楽器で人前で演奏しました。というか演奏というレベルではなく、仲間と音を楽しんだ。
参加することに意義があると割り切り、練習もろくにできていない状況でも楽しむことだけでいいんだと自分に言い聞かせて本番に挑みました。イベント終了後、多くの方に楽しかった。最高でした。と声を掛けられて嬉しくもあり、寂しくもあり。怪我さえなければcornetで最高のパフォーマンスをしようと練習してたのに・・・
演奏のクオリティーよりも、スポンサー、主催者、参加者、パフォーマーを見ていて感じたことがあります。
サラリーマン時代に部下を持つようになって、毎日のようにイライラしていた時期もあり、諦めて放任した時期もありました。でも 私達バブル前に就職した世代とは全く違う価値観を持つ世代に対し、何も言わなくなったことが、一番の過ちだと思うようにもなりました。いま、多くのその頃の仲間は独立し、自分の会社を持っている。
Time will tell.
現在、パワハラ、モラハラ、セクハラなどという言葉が使われるようになりましたが、SNSなどで自分のコミュニティーを守ろうと人の悪口をながしたり、デマを流すことは平気な世代。いい年のおじさん、おばさんが、そういうデマに影響されたり、思考能力を失っている。 目上の人に対し、挨拶もしない。 当たり前のように、くちごたえ、ためぐち、上から目線。 国境や性別、年齢を超えて、皆が平等に???? それはリスペクトじゃなくて敗者の論理です。誰もが、年を重ねる中でそれぞれの経験と叡智を重ねている。 We are the world という歌で言ってるのは Let’s start giving。imagineという歌の本当の意味知ってますか? 本人のいないところで、噂話や悪口を言ってるほど、低俗な人間はいない。 今日も昼飯を食べながら、そういうくだらない話をきかされたので、一言だけ そういうのは友達じゃなくて、単なる知人だよ。友達ってのは、寄り添うことができるかどうかじゃないの? 一発屋に多い勘違い君達。ちょっといい大学に入ったとか、名前の知られた大きな会社に入った、一瞬だけテレビやメディアに露出したとか、過去のしょーもない栄光にだけしがみつく弱者達。世界のトップレベルで勝負してみなよ。
聖書も読まない、歎異抄も知らない、無宗教と胸を張り、英語もしゃべろうとしない、自分の尺度でしか世界を見られない、そんな人間にはなりたくないと僕は思う。そして、謙虚ということが大切と当然のことを説くご高齢の先輩方以上に世界を変えてきたスティーブジョブスやちいロバ先生のような一見変人から学ぶものが多いと思う。
駅や公道の真ん中で、立ち止まって話してる無神経なおばさま達。近隣住民や知人と挨拶もしない人達、一日何時間スマホの画面見てるんだろう? 人とすれ違うことのない道でも、へたすると一人の車の中でも、家をでるときはマスクをして歩くことが常識となりつつある日本。コロナ渦で補助金をもらうことに必死になり、go to eatだとか goto travelなどを使うことに一生懸命。日本の財政赤字に興味もない、家庭や企業の持つ金融資産との問題も。エンデもトルストイもニーチェも、もしかしたら三島も太宰も、バランスシートやアニュアルレポートも読んだことはない。思考能力の欠如した今の日本は第二次世界大戦の頃の日本と似ているのかもしれない。
人生いくつになっても新しい経験や発見、学びはあるのだと思う。思考停止している社会の先にあるものを憂うのは私だけではないと思いたい。
クリスマスを向かえるこの時期、amazon primeで イエスキリストの生涯というコンテンツが流れている。英語の勉強にもなり、いいコンテンツです。
そういうふうにクリスマス・ミュージック・フェスティバルが終わって感じました。本当のクリスマスをあと1週間 心静めて迎えたいと思う。